親しみのある味、タイ料理
栃木県宇都宮市大谷町から採掘される石材、大谷石。そんな大谷石で組まれていた倉庫を改装し、タイ料理店として23年前にオープンした「象の家」。
象の家では、タイの代表的な料理の「トムヤムクン(世界三大スープ)」、「ゴイクン(生春巻き)」、「パッタイ(焼きそば)」、「カレー」をはじめとした、東南アジア料理が楽しめます。
タイは日本と同じ仏教国であるためか、日本人にとってタイ料理は親しみやすいとのこと。タイの伝統的な調味料“ナンプラー”はタイの魚醬で、醬油とよく似ています。
オーナーシェフの斉藤秀夫さんはタイに何度行っても同じ味には出会えないことから、あまりタイを意識せず、日本の魚をタイの方法で調理をしたらきっと面白いと、自由な発想で料理をしているといいます。
また、象の家で提供される料理は、野菜や果物に草花のモチーフを彫刻した美しい“カービング”が添えられています。
もともとカービングは、タイの宮廷料理の華やかな飾りで、王様に料理を楽しんでいただくために作られていました。そのため、カービングにはもてなしの気持ちが込められています。おもてなしを表現したカービングと料理を合わせたものをこれからも作り続けたいとのこと。また、象の家では、野菜やフルーツ、せっけんを使ったカービング教室も行っています。
見て楽しい、食べておいしい、そんな体験を象の家でしてみてはいかがでしょうか。